関の工場参観日 ワークショップ

イベント情報

台所育児のワークショップイベントレポート

刃物まつりに続いて開催される、秋の一大イベント関の工場参観日。サンクラフトは今年も子ども用包丁を使った料理ワークショップをせきてらすにて開催しました。

関の工場参観日とは

関のものづくりの現場を見学・体験するイベントです。
関市内のものづくりに関する企業が、工場見学や様々なワークショップを開催しています。
皆さんが普段使っている「もの」が生まれる現場を感じられるイベントです。
関の工場参観日HP

子供用の包丁を使ってトライフルパフェを作ってみよう!

今回のワークショップでは子ども用包丁を使って、デザートメニューのトライフルパフェを作りました。

講師はキッズキッチンインストラクター福岡かおりさん

台所育児の子ども用包丁を使うワークショップの際にお手伝いいただいている福岡かおりさん。
岐阜でおうちごはんの教室「あわのひ」主宰されています。ワンプレートやシフォンケーキレッスン、キッズ料理教室を開催されています。

あわのひHP

包丁の仕組み、使い方を丁寧に伝えます

包丁のにぎり方、刃の場所、基本の使い方など、実際に包丁を握る前に子どもたちに丁寧に伝えます。みんな真剣な表情で福岡さんの話を聞いてくれました。

今回、使った食材はこちら

実際に包丁で切ってもらったのはキウイ、リンゴ、バナナ、スポンジケーキでした。比較的柔らかな食材が多いので、初めて包丁を使う子でも安心して挑戦できる食材ばかりです。

ワークショップでは、いきなり包丁を持つことはせず、立つ位置やまな板の「おへそ」を確認しながら進めていきます。

まずは、福岡さんが子どもたちの前でお手本を示します。包丁を持たない手は「猫の手」にするなど具体的に説明します。

食材に合わせていろいろな切り方にチャレンジします

説明が終わったら、いざ実践。今回はパフェなので食材をスライスしていきます。

レベルに合わせて薄く切れる子どもはどんどんチャレンジしてもらいました。
「こんなに薄く切れるなんてすごい!」と見守る大人が思わず行ってしまうほど、子どもたちはどんどん挑戦していきました。
バナナやキウイは切っている途中で刃にくっついてしまうことがあります。
刃に食材がくっついてしまったときは、慌てず刃の背側から刃先に向けてゆっくり滑らせます。こうすることで、切れ味のいい包丁でも安全に使いこなすことができます。

大人は手を出さない。見守りに徹します

インストラクターの福岡さんやサンクラフトのスタッフは、見守りに徹します。子どもたちが困った時にアドバイスする程度です。
子どもたちはどんどん自分の力で調理を進めていきます。そうすることで「自分の力で出来た!」という経験が自信につながります。

あっという間に食材カットが終わりました。

お好みのパフェに組み立てます

最後はお好みのスタイルに仕上げて完成です。切った食材とヨーグルト、ベリーや生クリームを使ってパフェにしていきます。

悩みながら時間をかけて丁寧に組み上げる子、直感でスイスイとあっという間に完成させる子など子どもたちの個性が光ります。

沢山の「できたね!」に出会えるワークショップでした。
今回、約30名のお子様に子ども用包丁を使った調理体験をしていただきました。それぞれの個性が光る素敵なトライフルパフェができました。

おうちで包丁を使う際のポイントを紹介しています

子どもに包丁を使わせるのは不安…切れ味のいい包丁を使わせるってどうなんだろう?
こちらの記事では子どもに包丁を使わせる際のポイントをまとめていますので参考にしてみてください。

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