プロフェッショナル品質
包丁の切れ味と耐摩耗性を最大限引き出すために選び抜かれた鋼材を使用し、調理の現場でもご満足して使って頂けるシリーズです。
溶接し研磨された口金は洗浄後の水分が残る隙間をなくし衛生的にお使い頂けます。
耐水性に優れた合板柄も飲食店に求められる高い衛生基準に適しています。
最高級の刃物鋼、SG2粉末ハイス鋼
仙蔵プロフェッショナルシリーズの刃は、ステンレス刃物鋼としては最高クラスの硬度を獲得することができるSG2粉末鋼を使用しています。
3層からなるクラッド材の芯材にSG2粉末鋼を使用し、両側にはさびにくいステンレス鋼を使用しています。そのため、日本刀のような美しい波紋が刃先に浮かび上がります。
一般的なステンレス刃物鋼とは製造方法が異なる粉末鋼
粉末鋼とは粉末冶金で製造されるステンレス鋼材の総称です。
一般的なステンレス刃物鋼は溶解法と呼ばれる方法で作られます。合金成分(鉄、ニッケルなど)を溶かしてから製造されるのに対して、粉末鋼は合金成分の粉末に圧力をかけながら焼き固め(焼結)ることで製造されます。
この方法で作られたステンレス刃物鋼は、従来よりも多量の成分を含有することができます。(高合金と呼ばれます)
冶金(やきん)
鉱石やさまざまな原料から金属を採取・精製・加工して、金属材料・合金を製造すること
包丁の切れ味を左右する炭素(カーボン)
包丁の切れ味を左右するのは、職人の刃付けの技術もさることながら、鋼材の硬度も重要となってきます。
粉末鋼は鋼材の硬度を出すのに必要な炭素(カーボン)を多く含有することで、一般的なステンレス刃物鋼の包丁と比べ高い硬度を出すことが可能です。
さらに、鋼材の摩耗性や耐食性(サビにくさ)を高めるために作用するモリブデンやバナジウム、コバルトといった高合金成分も添加されています。
粉末冶金で作られた粉末鋼は鉄以外の成分を多く含むため、まさにステンレス包丁の鋼材としては最高クラスの材料と言えるでしょう。
高品質な黒合板と和的なデザインを加えるモザイクピン
使いやすく普遍的なデザインの3つカシメのハンドル
ハンドルの中心に加えられたモザイクピンは、和的な印象を与えデザインのワンポイントになっています。
口金とブレードは継ぎ目のない一体型
口金とブレードは滑らかにつながっているので、ハンドル内部に水分が入り込む事がありません。洗いやすく清潔に保てる上に耐久性に優れています。
ハンドル素材は積層強化木。天然木に樹脂を染み込ませることで耐久性を高めた素材です。