台所育児
家庭でできるハンズオン(体験学習)食育実践をサポートする料理道具
台所には子どもの成長の機会がいっぱい!
料理は五感を使って、様々な発見・体験を積み重ねることが出来るハンズオン(体験学習)のひとつです。
一見難しそうな料理をやり遂げた達成感は、子どもの自己肯定感を高め、自信に繋がります。
さらに料理を作る人の気持ちを理解し、作った料理を食べてもらう喜びを知ることで、相手の立場に立つ経験、人に喜ばれる体験となり、生きる力を育みます。
料理を通じて子どもの好奇心・探求心を育ててみませんか?
子どもが自信を持つために、大人ができること
子どもが「できた!」と達成感を得るためには、子どもを信じて任せてあげることが大切です。
「危ない包丁をどうやって使わせればいいの?」と思いがちですが、大人が子どものために安全な環境を整え、「包丁は切れるからこそ、約束を守って使おうね」と伝えれば子どもたちはよく注意を守って、真剣に取り組んでくれます。
危ないかもしれない包丁を「ひとりで使えた!」「難しいことができた!」と感じることで、子どもは達成感を得て、自己肯定感を高めてくれます。そのためにも子どものために道具と環境をそろえることはとても大切です。
初めて持つ包丁だからこそ「本物の切れ味」を
大人の様な力のない子供が使う包丁だからこそ、切れ味は大切だと考えます。
切れない包丁を使って食材が切れなかったとき、子どもは包丁のせいにはせず「自分のせいだ」と考えてしまいます。力がまだ弱く身体も小さいためには、子どもに合った道具を使うことがとても大切です。
「台所育児」の包丁は、力の弱い子どもでも切れるように大人の包丁と同じ切れ味になるように製造しています。無駄な力がいらず少ない力でもよく切れるよう様々な工夫が施されています。
ちゃんとした場所で持てるようにハンドルは短く
初めて包丁を握ると「こわい」と思ってしまい柄の端を持ってしまいがち。台所育児の包丁は、小さな子供の手でも適切な位置で持てるようにハンドルを短めに設計しています。
切り残しの無いように、まな板にあたる部分が長い刃
大人のように手首のスナップを効かせて引き切りや押し切りするのは子どもには難しいものです。そこでまな板にあたる直線を長くし、刃の身幅を大きくとることで、高さのある食材も切りやすい形にしています。また先端の角度は、肉などを引き切るのにちょうどいい形です。
更に利き手の差が出ないように、右利き用と左利き用を作りました。
食育のプロ「坂本廣子氏」と刃物とキッチンツールのプロ「サンクラフト」
サンクラフトの台所育児シリーズは、食育・料理研究家である坂本 廣子氏監修のもと作られた、子どものための料理道具シリーズです。長年多くの子供たちに料理を通して生きる力を育んできた坂本廣子氏と刃物のまち岐阜県関市で包丁やキッチンツールを作り続けてきたサンクラフトだからこそ実現できた商品です。
坂本廣子プロフィール
幼児期からの食育の重要性を40年以上前から提唱した日本の食育実践の先駆者。NHK教育テレビ「ひとりでできるもん」の生みの親。食育・介護・防災など、食を通じて広く問題解決に取り組んできた。
食育とハンズオン(体験)学習を取り入れた子供向け料理教室「キッズ・キッチン」を通して子どもたちに食の大切さを伝え、インストラクター育成も手掛ける。
生まれ育った神戸市にてサカモトキッチンスタジオ(https://skskobe.com/)創設。
これまでも、これからも。料理を通じて多くの子供たちの「できた!」を応援したい
台所育児シリーズのひとつひとつの商品は、1993年の発売以来、多くのご家庭や全国の子供向け料理教室でお使い頂いております。誕生日や入学祝い、進級祝いなどの贈り物としても人気のある商品です。
これからも多くの子どもたちの「できた!」を応援していきたいと思っています。