A Knife collection of premium materials contributing to knives' life-long lasting. The handle of the knife will transform its surface gradually and brass bolster will take on a patina over time. You can enjoy those changes through years and the knife will become your favorite one.
刃の鋼材にSG2粉末鋼を使用し、本格的な切れ味に。
刃の鋼材にステンレス鋼としては最高クラスの硬度を獲得することができる
SG2粉末鋼を使用しています。
粉末鋼とは粉末冶金で製造されるステンレス鋼材の呼び名ですが、一般的なステンレス刃物鋼が溶解法と呼ばれる合金成分を溶かして製造されるのに対して、
粉末鋼は高合金の粉末を圧粉、焼結する冶金法で製造されるため、従来得られなかった多量の成分を含有することができます。
包丁の切れ味を左右するのは、職人の刃付けの技術もさることながら、鋼材の硬度も重要となってきます。
粉末鋼は鋼材の硬度を出すのに必要な炭素(カーボン)を多く含有することで、一般的なステンレス刃物鋼の包丁と比べ高い硬度を出すことが可能です。
さらに、鋼材の摩耗性や耐食性(サビにくさ)を高めるために作用するモリブデンやバナジウム、コバルトといった高合金成分も添加されています。
まさにステンレス包丁の鋼材としては最高クラスの材料と言えるでしょう。
高硬度の包丁を仕上げる刃物職人の技術
刃の硬度が高い包丁というのは、製造も難しいということになります。
特に鋼材を削り出し、刃先を鋭利に仕上げる「刃付け」の工程は、熟練した刃物職人の技術が求められます。
こちらの「エレガンシア」シリーズの包丁は、経験豊富なサンクラフトの刃物職人が、1本1本丁寧に刃付けを行っております。
鎌倉時代から続く歴史と伝承される技術で、刃物の産地として世界的に有名となった岐阜県関市。
この関市で60年以上にわたって包丁を製造し続けてきたサンクラフトの職人の包丁の切れ味をぜひ体感してみてください。
経年変化する真鍮口金
「口金(くちがね)」と呼ばれる、刃と柄の間に組まれている金属部分に、真鍮をあしらいました。
真鍮は時間の経過とともに、また使い方によって風合いが変化し、落ち着いた色に経年変化していきます。
本当に良い包丁だからこそ、長く使ってほしい。長く使うモノだからこそ、経年変化を楽しめるデザインであるべきだと考えたからです。
真鍮の口金は、市販の金属磨きクロスなどで磨いて頂ければ、新品のような輝きを取り戻します。
刃先を研ぐ「お手入れ」をするタイミングで、たまにこの真鍮口金も磨いて頂ければ、新鮮な気持ちでまたお使い頂けるのではないでしょうか。
料理好きなあなたと共に歳を重ねる、一生モノの包丁となればと願っています。
ウォールナット合板の柄
柄の材質にウォールナット合板を使用しています。ウォールナットの落ち着いた木目はデザインに高級感を与えています。
天然の木材と比べ合板(積層強化木)は水分に強く、耐久性に優れています。
男性も使いやすい、刃幅の広さと柄のデザイン
特徴的な形の柄と、広い刃幅のデザインは、手の大きな男性でも使いやすいように設計されました。
力を入れやすいよう美しくカーブした柄なので、大きな肉や魚を捌くのも楽々です。塊の肉などを豪快に切り分ける「男の料理」の主役になる包丁です。
(写真はシェフナイフを使用)
アメリカの有名雑誌「MEN’S JOURNAL」で紹介されました。
「MEN’S JOURNAL」の「Top of the Japanese knives (トップの日本製包丁)」という特集で、エレガンシア包丁シリーズが紹介されました。
切れ味の良さと、プロのシェフが調理中に長時間使用しても疲れにくいデザインが評価されました。