SENZO Black Bunka knife 200mm BD-09
和包丁のスタイリングと黒く浮かび上がるダマスカス模様のブレード
日本の昔ながらの手打ち刃物のような手づくり感を持ちながら、ブレードは美しい波紋を持つダマスカス鋼。芯材に使われているVG10は切れ味の良さとその持続性の高さがポイント。さらにダマスカスを黒く処理することで、シックで落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
より長く切れ、美しい波紋が魅力のダマスカス鋼のブレード
日本刀の波紋を彷彿とさせる波文様のダマスカス
ブレードはダマスカス鋼を使用しているため、刃に独特の波紋模様が浮かび上がります。1本1本異なる模様は日本刀の波紋を彷彿とさせるため、特に外国の方に人気があります。
ダマスカス鋼
その名はシリアの首都ダマスカス(別名ダマクスク)で作られた金属に由来します。
異なる種類の金属が積層されており、包丁を作る際に削り出すことで独特の波模様が生まれます。主に高級ナイフや包丁に使われ、切れ味やその持続性を高めた商品によく採用されています。
合計69層になる多積層鋼材
ダマスカス鋼は、コバルトが添加された特殊ステンレス刃物鋼であるVG10(V金10号)を芯材としています。VG10は、硬度や耐摩耗性を向上させた特殊なステンレスで、切れ味の良さと切れ味の持続性を引き出します。
またVG10をはさむようにDP層、軟質層と硬質層が重なっています。幾重にも層になることで、包丁の表面にダマスカス鋼特有の模様が生まれます。芯材のVG10、片面33層の軟質層と硬質層、さらにDP層で構成されとり、合計69層からなる多積層鋼材です。
VG10(V金10号)
実際に食材を切る中心の芯材には、VG10と呼ばれるステンレス鋼を使用しています。硬度に必要なカーボン(炭素)を多く含み、またコバルトやバナジウムなど、切れ味を保つ役目をする元素を含有している高グレード鋼材です。
手になじむ八角のハンドル
ハンドルは日本の包丁の伝統的な八角形。手にフィットするのでハンドルが滑らずに握ることができます。
素材は積層強化木。天然木に樹脂を染み込ませることで耐久性を高めた素材です。伝統的な印象のブラウンとブラックに白のファイバーリングがアクセントになっています。